Garally座敷からくり Room Puppet
茶運び人形 Tea Serving Puppet
主人と客を楽しませる世界最初のロボット Earliest Human configured Robot
       
玉屋庄兵衛九代目作     茶運び人形展開写真     高野工作所 秀清作
 
       
 直進・Uターン・直進・Uターンで元の場所へ戻ってくる 途中で茶碗を取れば止まる 茶碗を置けば
 再び動き出す.行戻り(カム)が前の車を傾けてUターン

段 返 り 人 形 Tumbler puppet
Back Filp doll Ballancing doll
                
    鈴木一義著「からくり人形」より        峰崎十五氏復元の段返り人形(末松撮影)
 
連理返り人形(江戸からくり展 '97)
   
 樋口裕之君製作の連理返り人形模型   水銀を利用した重心移動によって段返りする

からくり研究家東野進氏による連理返り人形模型(2004年2月)
水銀を全く使わないことにより、誰にでも製作が可能となった     
水銀の代替として、多数の小鋼球を使用?
絶妙なバランスで見事に作動する
     
(写真提供 東野 進氏)

東野進氏によるマイクロ連理返り人形段返り人形
長年研究成果として、数cmの大きさでマイクロ実現
2003年10月 犬山市文化資料館「絡繰・機巧展」に出展

  
   (末松撮影)

段返り人形・連理返り人形の
機巧(作動原理)は、日本から西欧に伝来された
17世紀後半に竹田からくり芝居で登場した段返り人形は、
遠く離れたヨーロッパに伝えられ、18世紀後半のフランス製、
19世紀後半のドイツ製などが現存する。


    
フランス製の段返り人形   ドイツ製の連理返り人形      
(泰西玩具図史 有坂輿太郎著 建設社 より)

弓 射 り 童 子  Archer puppet
江戸からくりの最高峰 田中久重作
東野進氏所蔵 徳川家・前田家弓射り童子
 
             
 鈴木一義著「からくり人形」より        江戸からくり展 '97より  
  
 構える/狙う/喜ぶ 微妙な動きで感情を表現
  
  
 
   
峰崎十五氏製作の2.5倍サイズの弓射り童子(江戸からくり展'97:阪神百貨店にて撮影)

さまざまな座敷からくり Variety of Room Puppet
江戸時代に製作された座敷からくり(鈴木一義著「からくり人形」より
          
  三番叟        ねずみの宝運び       鼓笛童子 
             
      品玉人形         鯉の滝のぼり(金沢からくり記念館)
九代目玉屋庄兵衛作の座敷からくり
              
      御所人形            独楽廻しからくり(創作)

末松良一(Yoshikazu Suematsu) 電子メール:suekarako@qc.commufa.jp